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Recipe 0018
FONIA TEA prototype ~桜~

2019/04/11
  • FONIA TEA prototype ~桜~
  • 容  量 500ml
    醸造年度 平成30酒造年度
    スペック Alc:14% 酸度:- 日本酒度:-
    原  料 [麹米] つや姫 (山形県産)
         [掛米] つや姫 (山形県産)
         [酵母] きょうかい601号
    精米歩合 [麹米] 70% [掛米] 70%
    副原料  桜、緑茶 (有機玉露)、黒文字
    製造方法 高温糖化酛二段仕込/
         Botanical/Non-Filtered

商品概要

日本の春の訪れを知らせる桜の語源は、「サクラ(サ=田の神、クラ=神座)」として《穀霊を迎える花》であるという言い伝えがあります。穀物を醸し、四季に寄り添うSAKEの在り方を問う中で、"花見の茶会"を想起する無二の素材「桜」を取り入れつつ、甘味と旨味豊かな「玉露」を中心に据え、茶菓子に纏わる和のボタニカル「黒文字」を配合いたしました。繊細なバランスながら、桜餅のような塩味も伴った、爽やかさとコクある仕上がりとなりました。 上槽後無濾過のため原料由来の澱がございます。季節を感じながら、晴れやかな食の席にてぜひお楽しみ下さい。

杜氏コメント

三軒茶屋醸造所では、米と麹と、その他の植物素材の発酵による“ボタニカルSAKE”の未知の可能性を拓く中で、いよいよこの稲の神様の宿る「桜」に挑戦いたしました。結論からいいますと、これほどに儚く繊細な素材はないのではというくらい、非常に難易度の高い取り組みとなりました。 表現したのは、まさに“花見の茶会”です。 世の中の桜にまつわる商品は、その鮮やかなピンク色で表現することが多いと思います。しかし、このSAKEは、その安易な色彩に逃げることなく、味と香りで表現。あくまでボタニカルの力で三茶らしく、桜になりきるのでなく、その情景を思い描く皆さんの手元に穏やかにあることを目指しました。 桜素材は、和菓子でも使われる塩漬けの桜を用い、塩味の強い茎から花弁を離し、ひとつひとつ手摘み。優しく丁寧に塩抜きをしたのちに吟味して醪に浮かべ、発酵。桜の情景は、桜餅のようなほんのりとした塩味とともに。日本人の桜の儚さへの執念を感じさせる、繊細な調和を取り込みました。 茶会のお茶は「玉露」。米の甘みに頼らずに、茶葉由来の和の甘味や旨味をSAKEに含ませました。三軒茶屋醸造所のFONIA TEA prototypeとして初の“緑茶”による表現となります。 そして、より格調高い和の風味を出すために、仕上げに加えたのは「黒文字」。 山奥に自生していたものを蔵人の協力により取り寄せ、綺麗にしたものを煮出し、香りと爽やかさを閉じ込めました。この素材は、和を代表するボタニカルとして有名ですが、一方で、“高級楊枝”として格式ある和菓子やお料理をいただくときに使われる素材でもあります。一貫して、茶会としての表現にこだわりました
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